2006年04月12日

Stay Hungry, Stay Foolish

2006.4.3号 日経ビジネスの「ひと劇場:娯楽業を変えるカリスマ」にて昨年のジョブズ氏の言葉の抜粋を見てまた心に響いたので、こちらに記録として留めて置きます。

スティーブ・ジョブズ氏【米アップルコンピュータCEO(最高経営責任者)】

<<冒頭文抜粋>>
ディズニーと自身の映画会社が合併、映像や娯楽産業への影響力を高める。iPodやiTunesの相次ぐ立ち上げで、アップルを見事に復活させた。米ハイテク界に君臨するカリスマは、多彩なデジタル商品で世界制覇を狙う。

この記事(Los Angeles Times記者の記事の翻訳)には、
1.番組配信で、映画界に影響力
2.ジョブズとゲイツの性格の違い
3.癌との闘い、そして復活
というのがサブテーマとして盛り込まれてます。

去年、「3」について、ジョブズ氏が米スタンフォード大学の卒業式(2005年度)で講演をした時のこと。あまり自身のプライベートを語らないはずの彼が珍しく自分の過去を打ち明けた形となりました。

その中で特に感銘を受けた場所が下記の引用になります。
<原文>
"Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future."
<翻訳>
『未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない。できるのは過去を振り返って繋げることだけ。だから、バラバラの点であっても、将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。』

彼のスピーチをスタンフォード大学のOnlineのアーカイブで聞くこともできます。英語で直接聞ける人は是非一度、聞いてみて下さい。人生の転換期、悩んでいる時、前に進めずにもがき苦しんでいる時、そういう人にとって何かしらStep fowardの切欠になるかもしれません。

自分は実際、2005年のボストン・キャリア・フォーラムという、ある意味自分にとっての転換期の直前にこの言葉と出会えて本当に良かった。自信を持つ・取り戻す切欠なんてなんでもいいんだと思うんです。自分の過去に自信をどうしても持てなかった。そしてそういう風に考える自分も嫌いだった。なんとか払拭したかった。そんな時にこの言葉を聞き、自分の過去は全て自分を形成しているものであって、どれも欠くことが出来ない要素であり、そんな当たり前のことを当たり前に再認識し、やっと地に足のついた考えができるようになりました。そこから少し、前に進めた気がします。

また、『今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいと思うか』と、癌を宣告され、余命数ヶ月という状況を克服した彼の言葉には、毎日を生きるということの素晴らしさと同時に大切さを思い出させてくれる言霊を感じました。実際に直面した人でなければ伝わらない言葉。お腹の底にずしんと響きました。

もし時間があり興味のある方のために、以下、ジョブズ氏のスピーチを音声・原文テキスト・日本語訳のリンクを載せておきます。

■音声
http://www.wiredatom.com/jobs_stanford_speech/
■原文
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html
■和訳
http://pla-net.org/blog/archives/2005/07/post_87.html
posted by yasu at 14:46| ワシントンDC ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 思ってる・考えてる事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さだかではないですか確かこのスピーチの内容は日本のNewsweekかなんかで取り上げられて知ってましたが、前文を読んだのは初めてでした。実にパワフルな言葉だね〜。
Posted by Motoko at 2006年04月13日 00:11
音声のリンクが切れてしまっていたので、もし彼の肉声を聞きたいようでしたら下記のサイトからDLできます。
http://www.geocities.jp/himazu/2005/steve-jobs-address.html
「MP3ファイルを取り出したもの」という文字の上で右クリックして『対象をファイルに保存』を選択して下さい。そうするとMP3ファイルをDLできて聞くことが出来ます。
Posted by yasu at 2006年04月13日 12:25
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