結果は10点差以上離したUniversity of Floridaの完勝。
前半こそ一点差まで詰め寄って後半へ折り返したのですが、いかんせん、個々人の能力差(スリーポイント・フリースローの決定率がフロリダは異様に高かった)がはっきりと表れたのが後半。
初めてGMUの試合を今回観たわけですが、悪く言ってしまうとあのチームがなぜこんなところまで来たのか?と不思議に思えるぐらい、ガチガチ&へなちょこにも見えました。しかし、彼らがここまで進んだのには技術だけじゃなくて他チームには無い精神力&集中力が凄かったんだな、と思うのです。フロック(Fluke)でここまで来たと説明するのは野暮でしょう。
負けが濃厚になってきても、プレーしている選手達やベンチでうな垂れてる選手達から最後までずっと目を離す事ができず、笛が鳴る瞬間まで見届けていました。別に自分の大学だからとかじゃない。なんでだろう。見届けたくなったんです。
スポーツを(特に団体競技)をやってる人もしくは経験者なら分かると思いますが、負けが濃厚な試合の時ほど、残り5分・3分・1分が長く感じられることはないんです。正直、フィールドに立ってちゃんとプレーするのも辛い。でもGeorge Masonの選手達は誰も最後の最後、笛が鳴るまで腰をあげようとしなかった。
そんな彼らの真摯で熱い姿勢を最後まで観て、久しぶりにスポーツの大切さを思い出しました。勝敗にこだわるのもいい。でも勝ち負けだけがスポーツじゃないんですよね。スポーツをやる意義、その根本的な部分を思い出したような気がします。
WBC日本代表の優勝にも感動しましたが、GMUのバスケの試合は自分にスポーツの熱さを思い出させてくれた試合でした。Masonの選手達、熱い心をありがとう!
そうだったんですかー。やっぱりあの堅さは「らしさ」を失ってたって事だったんですね。彼らの奮闘が今後のGMU Basketballの発展に繋がるといいんですけどね!(笑)