2006年01月30日

GIF提出

GIFとはGraduation Intent Formの略です。
つまり、卒業の意思がある、という書類を提出するということです。

日本ではこんなことしなくても、学部なら指定単位数を履修し終わっていれば学部事務所が自動的に手続きを進めてくれますよね。きっと大学院の方もそうでしょう。

が、アメリカは違いました。経験してみて初めて分かるものってたくさんあるものですね。
Undergrad(学部)もGrad(大学院)もPhD(博士)も全てGIFの提出を義務付けられています。
きっとGMUに限ったことじゃないと思いますが。

アメリカに初めて留学したのが2001年−2002年のミシガン州立大学でしたが、その時は入寮したのでどちらかというと自分はあまり動かず勉強だけに集中できた環境でした。
今回の留学では住む場所探しから始まり、州のID取得やらStudent Advisorとクラス履修の進め方の相談など全て自分が動かなければ何も始まらない状態でした。

何も考えなくてもなんとなく過ごせてしまう日本にいると、どうしてもぼやーっとして毎日をただ流動的に過ごしてしまう傾向があった自分が本当に変わった気がします。

自分が「嫌だ」「おかしい」「間違ってる」と感じたらそれがどこであろうと口に出せるようになったのも、ある意味サバイバル能力が身についたことなのでしょうか。自分がやらないと誰もやってくれない、受身でいれば何も始まらない、間違ったことが起きて泣き寝入りするもしないも自分次第。

Graduation Intent Formというものを見て、改めて身が引き締まる思いです。
posted by yasu at 10:22| ワシントンDC ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | Grad Course Work | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月27日

ワークショップ参加

本日、PRANJの主催のワークショップ、「米国の情報改革」という丸谷明彦氏のお話を聞く。
まず、自分が参加していいものなのかと思うぐらい、他の参加者の方々に驚きました…。
官公庁、商社、新聞社、CSISの方々など、他にも大学院生はいらっしゃいましたが本当に質の高い有意義な時間を過ごせ、また再度、日本の安全保障や公安調査庁についてもっと深く掘り下げて現状を知りたい欲求がでてきました。

基本的に丸谷氏のレクチャーの後のQ&Aはオフレコになっているのでそこでのお話は書きませんが、日本の各省庁に現役で従事される方々がどれだけ今の日本のSecurityやClearance、Intelligence(現状は防衛庁、警視庁、公安庁が諜報機関として海外からは評価・位置づけをされている)の機関の見直しが必要なのかを強く認識されていることに、少し安堵感を覚えました。

中でも印象的な事実を一つあげるとすると、米国の2万人を擁するFBI(連邦捜査局)が世界中で情報収集活動を行っているのと対比して、米国のFBIに対応する日本の情報機関といわれる公安調査庁では一番多い時期でも2千人という規模の人数しかいない状態で、その少ない人員の中の若手を海外の大使館等に派遣してはいるが情報収集といえるような活動ができていない現実でした。

日本という国自体が明確な戦略的ビジョンをもっていない現状、各省庁も方向性が見えなければ人材育成もままならない。企業は生き残りを賭けて常に戦略を練っているものですが、国もそういう根幹の部分(=明確な戦略的ビジョン)がなければ各省庁の色々な方針だけが一人歩きして国としての形を失っていくんだなぁと、改めて思いました。

昨年は戦後60周年ということで、日本の中でもようやく防衛に関しての論議が活発になり防衛庁の「省」への昇格も2007年度までには行われることになりました。

また、政府の最低限の責務として、国家の安全だけはこれから益々重要になってくると思うので内閣府と各省庁がしっかり連携し、必要であれば大きな省庁の再編等も行っていって欲しいものです。

拙い所感でした。
posted by yasu at 12:28| ワシントンDC ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 思ってる・考えてる事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月26日

一週目終了

今セメは四つクラスを取っているのですが、一週目終了。

■Fundamentals of International Marketing
昨セメ履修したB2B Marketingと同じ、Bensimon教授の授業。
マイペースな口調から繰り出される講義はたまに眠くなったりしますが今セメはスタイルを変えたのかジョークの数が多くなった気がしますな。
クラスメートも90%前回のメンバーと一緒なのでかなりリラックス。
Department of Commerceで働いていたという割りに全くそういう堅い感じがせずに話をしてくれる好きな教授の一人。

■Govenance and Policy Process
Pfiffner教授。多分School of Public Policyの中でかなり偉い方(と思われる)。
最後まで避けていた授業なだけにかなり緊張はしていたものの、かなり好感が持てる教授。
そして授業中に初めて知ったのが、かの有名なFrancis Fukuyama氏が我がICPの創始者だったということ&つい最近までGMUで教鞭を取っていられたこと。
Foreign Affairsという雑誌でも度々寄稿されている方がGMUと深く関わっていたのに驚きました。

■International Energy Policy
一昨年他の授業でゲスト教授として来た際に知り合ったCurtis教授。
なんでも奥様が日本人で、自分を呼ぶ時は必ず"Yasu-san!"と言ってくれる。
このクラスは…、かなりハイレベルな方が集まっている。。
現役のFRB、DOC、DOE(Department of Energy)、Economist、Biologist、PhDなどなど。。
皆様の知的な言論遊びに教授もたじたじでしたな…。
毎クラスはじめの10分間は最近の国際エネルギー関連のニュースを皆で共有するというんだけど、何を話せば良いのやら…。
でも、エネルギー問題には中学時代から関心を寄せて一応自分なりに知見はあるので頑張れそうかなぁ。

■International Trade Relations
Malawer教授。元WTO U.S. Representative。JDの方だけあって法律の話が結構満載。
本日はざっとGATTの総括、WTOの使命、Free TradeとFair Tradeについてなどなどの序論。
大きなペーパー二つとチームプレゼンが二回。でもかなり和やかな雰囲気。
ICPのコアクラスだけあって生徒もみんなICP在籍者で落ち着くしGoodな感じ。


最後のセメスターでも四つなわけで余裕がありませぬ。
学部時代も同じことをしていたなぁ、と我が身を振り返ったり。
学部3年次に留学していたので4年次は一つも落とせない状況下で卒業を。。
余分に履修をしなかった自分がいけないんですが、背水の陣で望むと集中力が高まるというのを理由に(言い訳に?)ぎりぎりの単位を履修(笑)

明日は今までずっと参加したかったワークショップに行く予定です。
PRANJ(Policy Research & Analysis Network for Japan)というDCにあるNPO主催。
なんでも今回は、「米国の情報機関改革:同時多発テロ事件後の機構的側面と法的側面」というお題なので興味津々でございます。
そういう分野には詳しくありませんが著名な方のセミナーになるので無知な自分を啓発させる意味も込めて行って参ります。
posted by yasu at 13:31| ワシントンDC ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | Grad Course Work | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月24日

払沢の滝

そういえばアメリカへの飛行機に乗る前日の1月15日に、檜原村(東京都です)の奥地、払沢(ほっさわ)の滝の氷瀑を見に行き、写真を撮ってきたのでここに載せます。なんでも全凍結は久しぶりだったとか。

払沢の滝2006年1月.jpg
全凍結していたらしいのですが私が訪れた時は半凍結でした…。
払沢の滝周辺2006年1月.jpg
こちらは滝の周辺でちょろちょろと流れているはずのものが凍っている様子。


ちなみに滝に興味を持った方のため、詳細はこちらへどうぞ。
そして過去の全氷瀑した際のすさまじい写真はこちらへどうぞ。

この滝へ行ったことがある方はご存知かと思いますが、夏でもマイナスイオン出しまくりのとても涼しく、むしろひんやりとさせてくれる滝です。かなりオススメですね。
posted by yasu at 04:45| ワシントンDC ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 思ってる・考えてる事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

不安定な日本

昨年のみずほ証券のジェイコム株誤発注の件及びシステム不具合を認めた東京証券所
走り続けていたライブドアの粉飾決算発覚及び堀江社長、宮内氏の逮捕(1月23日19時現在)、
ライブドア株の情報開示確認のため3時間ほど再びシステムを凍結した東京証券所
売り注文が450万件を超えたら処理できないって、東証がそれじゃまずいでしょう…。
デイトレーダーが増えた影響もあるでしょうけど、とにかく東証、このままじゃやばい。

素人目に見ても今の日本の金融業界が不安定な状態にあるのは分かるし、技術先進国の日本が不安定なシステムを野放しにするのはあまりに非効率的過ぎる。

また、ヤマハ発動機が昨年の暮れから中国のとある民間企業に無人ヘリコプター【R-Max】(軍用に転用が可能なヘリ)を不正輸出していた疑いが浮上し、経産省も調査に乗り出していた(12月)。そんな日本の防衛の根幹を揺るがすような問題であっても、大衆のメディアでは公表されず。
更にお粗末なのはヤマハ発動機の経営者側が「不正」と認識していなかった、とか…。

ライブドアに関しても、ヤマハ発動機に関しても、「違法性」やら「不正」ということを行動を起こす前に意識的に認識していたのでは、と報道では報じられていますがその通りではと思う。

経営者や事業を推進する前面に立っている人の倫理感がこうも欠如してくると、せっかく徐々にベンチャーを起業する土壌がしっかりしてきたのに、そういったものが水泡に帰してしまうんでは、と思ったりもする。
posted by yasu at 22:07| ワシントンDC ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月21日

Hotel Rwanda遂に!

遂に、昨年から注目し続けていたHotel Rwandaが日本で上映公開にこぎつけたそうです!

【日本語版公式サイト】http://www.hotelrwanda.jp/
【英語版公式サイト】http://www.hotelrwanda.com/

昨年の1月にこの映画をこちらアメリカにて鑑賞しましたが、この映画を日本では「問題作」と捉え、エンターテイメント的ではないので上映しないということでした。

がしかし、日本でこの映画を上映させるために署名活動等を続けた方々の努力が結実し、この1月下旬から続々と公開が始まるそうです。

ちなみに上映される映画館は、
シアターN渋谷、川崎チネチッタ、立川シネマシティが今のところ決まっているそうです。

日本の著名人・有名人のコメント。

大好きなアフリカに太陽の光が戻るまで私は決してこの涙を忘れない。
加藤登紀子さん(歌手)

絶望的な出来事が起こっても、けっしてあきらめることなく
機知に富んだ対応が本能的にたたき込まれている。
この主人公の芯の部分にある揺るぐことのない人間の力に驚かされました。
中井美穂さん(キャスター)

あらゆるニュース映像にもまさる臨場感に、ただただ圧倒された。
鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト)

欧米が見捨てた場所で、欧米が撒いた紛争の種を愚かな地元メディアが煽り、
本来の近隣同士が虐殺し合う。この愚はどこでも反復されうる。悲劇を回避したいなら映画を観よ。
宮台真司さん(社会学者)

posted by yasu at 02:57| ワシントンDC ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月20日

Big news?

昨日、いまだ時差ボケ中でベッドでごろごろしていた夜11時頃に携帯が鳴る。
出てみるとマブダチの韓国人の友達の声が。
一ヶ月ぶりだったのでこちらもトーンをあげて喋るも、寝てたのを見抜かれる。

冬休み何してたのだの、履修するクラスについてどうするだのと喋っていると突然、
"I have kinda big news." と。おぉ、Edwardに続き君もBig newsですかい。

就職先が決まったのかなぁと一瞬思った矢先、"I'm gonna engage and marry in July."と。
婚約?結婚?嘘?!まじかよ?!この一ヶ月間に何があったんだ!?!?

そして兼ねてから冗談交じりとは分かりつつも、「アメリカ永住権(通称Green Card)を得る為にU.S.-Citizen(アメリカで市民権持ってる人)と結婚しないとなぁ」と呟いていたのを思い出し、恐る恐る聞いてみると、その相手は韓国系アメリカ人とのこと。

したたかだ…。

すでに親御さん同士で面会済み=結婚に支障なし、らしい。

いやぁ、ここまで細かく丁寧に話す男性は貴重なような気がする。
「婚約」や「結婚」というキーワードでワクワクする男性はあまりいないような気がするためか、この友達はちょっと不思議な感じがする(笑)。

ちなみに彼は釜山出身で、釜山からフェリーに乗って九州へ行き、九州から電車に乗って東京に来たことが三回あるらしくかなりの東京通でもあり、日韓の微妙な話しもできる貴重な友達。ちなみに彼の父親は議員さん。

そんなこんなで自分のBig news(就職)がかき消されるようなBig news(結婚)でしたわ(笑)
posted by yasu at 04:23| ワシントンDC ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 思ってる・考えてる事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

アメリカへ帰国

昨日夜19時半に、予定より30分早く、DCA(ロナルドレーガン空港)へ到着。
一ヶ月振りに乗った長時間の飛行機は少ししんどかったかな。
コンチネンタル航空を使ったせいか、初めて南部のテキサス州IAH(ジョージ・ブッシュ空港)経由だったので少し不思議な感覚だった。
経路が違ったからなのか、ずっと慢性的に飛行機が揺れていたからなのか、普段よりも倦怠感を感じてました。。

そして、こちらへ到着して数時間後、やっと入社先を決めました。
こてこての大手日系企業です。
ここまで来るのにどれだけ多くの人を巻き込み、相談し、助言をいただき、前に進んできたのかと自分の歩みを振り返るだけでただただ感謝の気持ちで一杯でおります。

会社を決める過程で最後まで私がKeyと考えていたのは評価制度です。
私が内定をいただいた会社様はそれぞれ独自の評価制度を持っていますが、
評価の過程と、評価する組織がどのように形成されているのかを伺うと、
人事と会社、会社の中の人事、という構造がおおまかではありますが、見えました。
どちらがいいのかとかではなく、透明性がどれだけあるのかにも着目しました。
ここであまり詳しく書くつもりはありませんが、
評価制度は私が最終的に決めるKeyであり続けました。

ということで、来る五月に無事に卒業ができると、7月から日本で働き始めます。


ちなみに今セメ履修予定のクラスは、

@International Trade Relations
AFundamentals of International Marketing
BInternational Energy Policy
CGovernance and Policy Process

です。
posted by yasu at 01:36| ワシントンDC ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

謹賀新年 2006!

いよいよドイツW杯2006の年となりました!
サッカーが好きな方、またそうでない方も皆6月にはW杯の雰囲気を察知するでしょう!!
4年に一回の祭典ですからねぇ。もう大興奮です、自分は。
4年前の日韓共催W杯2002はもう喉が枯れるくらい叫びまくりましたねぇ。

そんな前置きは言いとして、旧年中お世話になった方、またしばらくお会いできていない方、まだまだ若輩者ではありますが、本年もどうぞご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

今年は自分にとって節目の年となりそうです。
無事にアメリカでの院生活が予定通り終わることができれば今年の5月中旬には卒業します。
そして社会人一年目をやっと今年、始めることになります。

昨年の夏から本格的に始めた就職活動。
10月に行われたボストンキャリアフォーラムの目前まで自己分析、企業・業界分析、情報収集といろいろとやってきました。分析というとなんだか知的な感じもしますが、やってることは泥臭いですね…。
そして12月にボストンで最終面接まで進んだ企業へ4社訪問し、そのうち、今のところ無事に3社から内定をいただきました。
この1月10日までに行き先を決める決断をしないとならないので、悩む日々は続きます。

自分の歩んできた人生の中で後悔したことがないと言えば嘘になりますが、常に前向きに生きてきているので、人生に対してはとても楽観的な思考を持っています。
ただ、振り返ってみて、そうあり続けることができたのも、私の周囲にいた方々の数多くの助言があり、全て自分で成し遂げてきたとは全く思っておりません。
出会う方全てにできる限り真剣に対応し、真剣に話し合う自分の姿勢は今後も大切にしていきたいと思っています。

何事に対しても誠実に。常にそうあり続けたいと思います。


それでは、本年も皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
posted by yasu at 00:19| ワシントンDC ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 思ってる・考えてる事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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